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ポルシェがアニュアルレポートとサステナビリティレポートを統合して発表インフォメーション、インスピレーション、インタラクションを新たにフォーマット化

ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、このたび初めてアニュアルレポート(年次報告書)とサステナビリティレポート(持続可能性報告書)を統合しました。新たに統合されたレポートのフォーマットは、持続可能かつ収益性が高い成長を達成するために、経済的・環境的・社会的ファクターのインタラクション(相互作用)が重要であることを強調しています。このレポートは内容的にも新しい境地を開いており、名高い著者が自動車業界の変化という根源的な問題について論じています。さらにこのレポートを特徴づけているのが「拡張現実(オーグメンテッド・リアリティ、AR)」の採用により音声と映像コンテンツを追加し、単なる文書の枠を超えたレポートになっています。

「サステナビリティは我々の戦略にとって、切り離すことのできない重要な要素です。当社のレポートが物質的な価値と非物質的な価値に同じように焦点を当てているのはそのためです」と、ポルシェAG取締役会会長を務めるオリバー・ブルーメは年次記者会見で述べました。ブルーメは、企業の目標とサステナビリティの目標を融合させることを「我々の戦略的な方向性を決定づける明確な目標」と定めています。2つのゴールの融合は、顧客の満足と利益、および安定した適正な雇用を指向する成長のための基盤になると、彼は述べました。「経済的な効率と社会的な責任は相容れないものではありません。」

財務およびIT担当の取締役会副会長であるルッツ・メシュケは次のように付け加えました。「財務以外の視点が追加されたことで、当社の長期的な成功がより明確に反映されています。このレポートは、我々が不可分と考えている2つの領域を純粋に結びつけたものなのです。」

この2016年度年次報告およびサステナビリティレポートでは、その内容についても新しい取り組みを行っています。2部構成のフォーマットはインフォメーションのみならず、インスピレーションも提供できるようにデザインされています。レポートの第1部「パフォーマンス」はポルシェの経済的および持続可能な発展に関する資料、財務データと環境およびエネルギー関連のデータに基づいた現在の事業キャパシティ、2016年の重要な出来事などについて収録しています。

一方、レポートの第2部「パースペクティブ(視点)」では、伝統と未来との両方を重んずる企業に対する興味深い洞察とエンターテイメントが融合したコンテンツで構成されます。デジタライゼージョンとサステナビリティの影響を受ける自動車産業の変化をメイントピックとして扱っているほか、変革のプロセスにおけるエラーの文化、未来のファクトリー、リニューアルと心理学の関係についても論じています。ビジネスエッセイストのヴォルフ・ロッター、サステナビリティの専門家であるProf. Dr. シュテファン・シャルテガーとDr. ホルガー・ペーターソン、ビジネスジャーナリストのハラルド・ヴィレンブロックらが執筆を担当しています。

AR機能が、刺激的なオーディオビジュアルと有益なコンテンツをレポートに提供しています。動画とアニメーションによってデジタルの世界へと拡張されていて、サービスの範囲も拡張されました。主要な財務データは、他の年度のデータと比較し、表示させることができます。閲覧者が時期と主要データのカテゴリーなどのパラメーターを選択して、異なる比較や概要を構成することができます。可視化された図や表なども自由に選ぶことができます。そして最終的にグラフはさまざまなフォーマット(PNG、XLS、PDFなど)で保存できます。

このレポートはオンラインバージョンもPorsche Newsroom内のマイクロサイト(newsroom.porsche.com/reports)にて用意されます。このマイクロサイトからダウンロードもできます。「Newsroom AR App」はApple App StoreとGoogle Play Storeでダウンロードできます。

<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ (http://www.porsche.co.jp)

2017/3/22